健康

筋トレ初心者が木造2階建ての自宅の2階をジム化してみた。

ジョージ
ジョージ
筋トレはダンディーな男への一歩だぜ。

そうだ、筋トレ始めよう。そう思い立ち、20㎏のダンベルセットとベンチを購入。重い重量も徐々に扱えるようになり筋肉も付いてくる。

嬉しくなって近所のジムに行ってみたら、右も左もゴリマッチョだらけ。

「ここはお前みたいなひ弱なヤツが来るところじゃねぇ。お家に帰ってママのおっぱいでも吸ってな」と、言われてもないのに、言われたような気分になる。

そんな経験ありませんか?

今回はそんな方の為に、自宅をジム化した僕のエピソードを紹介します。僕の様に筋トレに興味があるけど一歩踏み出せない方の参考になれば幸いです。

自宅の2階にジムを作ってみた。

誰の目にも触れず、自分のペースで好きな時に筋トレできる。そんな夢のスペースを作りたい。そう思い立ち作ってしまいました。

自分だけの筋トレジム

20㎏のダンベルセットでは物足りない…

もともと自宅には20㎏のダンベルセットとベンチがあり、最初はそれで全身を鍛えていました。

ダンベルを使ったスクワットやデッドリフト等、最初は良くても、慣れてきて筋肉痛にならなくなります。下半身や背中を強化したかったのですが、2つ合わせても40㎏。体重75㎏の僕には必然的に物足りなくなってきます。

コロナ渦というのもありジムに行くのも抵抗があるし、なによりジムには大迫力のムキムキのマッチョたちが筋トレしている。なんとなく気が引けるな…

そこで、自宅の2階に、簡易的にでもバーベルスタンドを置いてジムの様に出来ないか…できれば懸垂もしたいな…と考えだします。

まずは工務店に調査…(床抜けませんよね?)

自宅は築6年の木造2階建て。1階の和室は客室や家族の多目的スペースとして利用しているので、設置できるとすれば2階の寝室。妻にも了承を得て、早速スペース確保に乗り出します。

2畳ほどのスペースを確保出来たら、次はその場所に筋トレ器具を置いて良いかの調査です。2階にジムを作っても床が抜けたら大変。問題は…

僕の体重(75㎏)+バーベルの重り(100㎏)+スタンドの重り(約30㎏)として約205㎏の重量に床が耐えきれるのか。

計205㎏…100㎏の人が2人立ったらアウトなんてことはないだろうと思い、工務店に問い合わせてみたところ

やめてください

と言われてしまいました。

工務店によると、2階部分は200㎏の重りを常に支えられる様には設計されておらず、グランドピアノ(261㎏)などを置く際も、それに耐えられる設計で家を建てる。仮に個人の責任で筋トレ器具を置くにしても、「保証は出来ない。やるなら500万ぐらいでリフォームしてください」と言われました。

おいおいお兄さん。バカ言っちゃいけねぇよ」と、諦めきれない僕は、何キロまで耐えられるのか?と食い下がります。そして何とか得た、ポジティブな情報が、

・床材の厚さは30㎝

・一階部分の壁の上は強度が増す

という事でした。合板工場で働く僕は、床材の厚さ30㎝がコンクリートに匹敵する強度だと推測できます。(完全に個人の意見です)更に、ジム化しようとしていた場所は、壁に囲まれた浴室の上。

常に置くのはバーベルスタンド(約30㎏)とバーベル(6㎏~10㎏)のみで、総重量100㎏の重りは分散して保管する。コレを徹底すれば何とか設置できるのでは?と思い、引き下がれない僕は、工務店の静止を振り切って計画を始動しました。

ジム化計画スタート。最安でホームジム化に挑戦。

問題が解決(?)したところで、早速器具の選定に入ります。まだまだ筋トレ初心者の僕ですが、将来的には100㎏程の重りまで扱えるようになりたい。

今回のホームジム化は、コチラのブログ記事を参考にさせて頂きました。

筋トレ大好きライターが挑んだ「おうちのジム化」、その顛末を教えます

実は、コチラの方の方が詳しく解説しておられるのでおススメです(^^;

必要なモノはバーベル、重り、そしてスタンド。それぞれサイズと価格を考慮して選んでいきます。

バーベル選び

バーベルシャフトには、一般的に120㎝・160cm・180cm・200cm・220cm等の種類があり、初心者はどのサイズが良いか分かりません。初心者の僕はここで、バーベルならなんでもいいやと、120㎝のモノを選んでしまいました。

思えば、値段でバーベルを選んでしまった。ここが最初の落とし穴でした。(理由は後述します)

シャフトの径はもともとあったダンベルセットの重りの穴径と同じ、一般的なサイズの28㎜。シャフト径が28㎜のバーベルなら今の重りが入る。更に調べてみると120㎝のバーベルなら以外に2,780円と以外に安価。

これは買いだと思い、ネットで調べた最安値のモノをpaypayモールで早速購入しました。

バーベルスタンド選び

念願のバーベルが手に入ったところで、次はバーベルスタンドです。スクワット、デッドリフトが出来て、懸垂も出来るものが良かったのですが、バーベルを120㎜にしてしまった事で、バーベルスタンドのサイズ選びに問題が発生しました。

実際にトレーニングする時は、写真の様にバーベルのドンツキまで重りを入れて、ナットを締めて固定する訳ですが、120㎜のバーベルも場合、左右共に重りをセットしたら、重りから重りまでの距離が約81㎝と、非常に狭くなってしまったため、懸垂も出来る横幅の広いバーベルスタンドが合わなくなってしまったのです。

バーベルスタンド購入前に気付いたのは良かったですが、バーベルを買い直すか、懸垂できなくても81㎝のバーベルがセットできるダンベルベンチを買うか、非常に迷いました。

迷った結果、コチラのバーベルスタンドを購入

TOP FILM バーベルスタンド ベンチプレスラック スクワットラック セーフティーバー搭載 高さ調整/幅調整可能 耐荷重180kg

見てください、このジム感。最高です。

一番短い120㎝のバーベルもセットでき、将来的に長いバーベルを買うとしても、横幅を調整できるので安心です。

唯一残念な点は懸垂できるタイプじゃない事…。

しょうがない、また近所の公園で人目を気にしながら懸垂します(笑)

ウエイト選び

ここまで筋トレ機材を順調(?)に揃えてきましたが、重りを揃えないと始まりません。もともとあったダンベルセットのモノで現在持っているのは以下になります。

現在持っている重り

1.25㎏×4 計5.0㎏
2.5㎏×4  計10.0㎏
5.0㎏×4  計20.0㎏

すべて合わせて35.0㎏

購入した120㎜のバーベルが6.0㎏なので、総重量は41.0㎏。

今後のレベルアップを見込んで、20㎏の重りが2つは必要です。

初心者にとって、バカ重い重量を家に入れるというのは勇気が要りますが、勇気を振り絞って僕が購入したのはコチラ、IROTEC(アイロテック) アイアンプレート 20KG / バーベルプレート

1つ8,740円、2つ合わせて17,840円と、ここまでで最高額の買い物になりました。

ジム化にかかった合計金額

これで、木造2階建ての二階部分のジム化は完全に終了です。合計いくらかかったのでしょう。

・昔からあった12,500円(税抜き)のダンベルとベンチのセット

・120㎜のバーベル2,780円(税抜き)

・バーベルスタンド10,800(税抜き)

・20㎏の重り×2個 17,840円 (税抜き)

合計43,920円(税抜き)で家を完全にジム化できました。

個人的にはだいぶ安く済ませることが出来たのではないかと満足しています。

今後、自分がレベルアップして行く中で必要なモノは随時購入していきたいと思います。

失敗した事

今回の自宅のジム化では、最初に安い120㎝のバーベルに喰いついてしまったのが失敗でした。殆ど同じ価格で、懸垂が出来るバーベルスタンドもありましたが、そちらを購入できなかったのには悔いが残ります。

本気でジム化するならバーベルのサイズは180㎝(10㎏)ぐらいを買うと、キリも良くてバーベルスタンド余裕をもって使えて、ストレスなく筋トレできるのではないかと思います。

ただし、自宅にそれだけのスペースがあれば…の話ですが。

あと、心配だった床抜け対策ですが、普段20㎏の重りは、スタンドと離れたクローゼットの中にしまっており、トレーーニングする際に持ってきます。一か所に重量が集まらなければ、100㎏も行かないし、今後も心配ないと思っています。(個人の感想です)

良かったコト

自宅のジム化に成功した事で、いつでも好きな時間に筋トレが出来るようになり、三日坊主だった僕も欠かさず筋トレするようになりました。

120㎜のバーベルは、デッドリフトとスクワットに使用していますが、問題なく使えていますし、重量も順調に上げています。今ではMAX80㎏も少しだけ扱えるようになりました。

更なるパワーアップに向けて、今後も自宅のジムを強化していく予定です。

皆さんも、自宅をジム化して、健康で活力のある毎日を手に入れてみませんか?